ご挨拶
2021年1月より常勤医1名、非常勤医1名(1診体制)にて診療しております。入院、日帰りでの白内障手術等に対応しております。受診される際は診療予定表でご確認下さい。
診療科・部門 Section
診療科・部門 Section
2021年1月より常勤医1名、非常勤医1名(1診体制)にて診療しております。入院、日帰りでの白内障手術等に対応しております。受診される際は診療予定表でご確認下さい。
白内障手術に力を入れており、国内外で豊富な手術経験をもつ常勤医が執刀します。緑内障と白内障の同時手術(iStent)や選定療養による多焦点眼内レンズを使用した白内障手術にも対応しています。
お急ぎの方にも可能な限り対応させていただくようにしております。
検査機器は眼底3次元画像解析装置(OCT)や緑内障視野検査装置(オクトパス)など最新の装置を備えております。
また糖尿病網膜症や網膜裂孔などのレーザー治療には従来型のレーザー装置よりも痛みが少なく治療時間も短い、日本製の最新鋭パターンレーザー装置を使用しております。
これからも安心して受診して頂けますよう、鋭意努力してまいりますので、是非よろしくお願いします。
人の目は、よくカメラにたとえられますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。
水晶体は直径9mm、厚さ4mmの凸レンズの形をしていて、膜(嚢)に包まれています。この膜の全面が「前嚢」、後面が「後嚢」と呼ばれています。
一方、水晶体の中身は透明な組織でたんぱく質と水分から構成され「皮質」と「核」にわかれています。正常な水晶体は透明で、光をよく通します。さまざまな原因で水晶体の中身のたんぱく質が変性して、濁ってくることがあります。これが「白内障」です。水晶体が濁ると、光がうまく通過できなくなったり、光が乱反射して網膜に鮮明な増が結べなくなり、視力が低下します。
白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢によるものであり、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。個人差がありますが、誰でも歳をとるにつれ、水晶体は濁ってきます。加齢性白内障は一種の老化現象ですから、高年齢の人ほど多く発症します。最近では、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの合併症として、若い人の発症が増えています。
白内障では、目の中の水晶体が濁ることにより、視力が低下します。水晶体の濁りはひとりひとり違うため、症状はさまざまです。
主な症状としては、「目がかすむ・まぶしい」と言ったものです。
日常生活に支障がない程度であれば、点眼薬や内服薬により、白内障の進行を遅らせます。これらの薬剤は、水晶体が濁るスピードを遅くするもので、症状を改善したり、視力を回復させることはできませんので、根本的な治療は手術になります。
白内障の手術を受ける前には、手術が問題なく行えるかを調べ、目に合う眼内レンズ(IOL)をえらぶために、さまざまな検査を行います。当院では、保険適用の非球面単焦点IOL、高次非球面IOL、乱視矯正(トーリック)IOL、選定療養適用の多焦点IOLなど、各種IOLを厳選して採用しております。手術前に医師と相談して、自分のライフスタイルに合った眼内レンズを選んでいただくことができます。
現在、白内障の手術は主に、濁った水晶体を超音波で砕いて吸引し(超音波水晶体乳化吸引術)、眼内レンズ(IOL)を入れるという方法で行われています。
当院では患者様のご希望に応じ、「日帰り手術」「入院手術」のどちらにも対応しています。曜日や日程など詳しいことは担当医にお尋ねください。
役職 | 部長 |
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資格・専門医 | 日本眼科学会 眼科専門医 |
出身大学 | 防衛医科大学校 医学教育学部医学科(1991年卒) |
役職 | 非常勤 |
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資格・専門医 | 日本眼科学会 眼科専門医 |
出身大学 | 岐阜大学大学院卒 |