湘南厚木病院の2つの施設ではともにIT化され、安全で質の高い医療が提供されるよう最新鋭の医療機器が整備されております。
最新医療機器
320列マルチスライスCT装置

キヤノン社製 Aquilion ONE
当院は、2022年4月に320列CT装置、「Aquilion ONE」を導入しました。
このCT装置にはAI技術を応用したディープラーニングを用いて設計された先進の画像再構成技術、「AiCE」が搭載れています。
これにより、従来のCTよりも大幅に被ばく線量を低減しながら高画質を実現しています。更に、320列検出器による広い撮影範囲と0.275秒の高速撮影により、頭や心臓等の検査は寝台を移動させることなく、1回のスキャンでCT検査が可能になっています。
検査時間
造影剤を使用しないCT検査 | 1部位に対し5~10分程度 |
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造影剤を使用するCT検査 | 1部位に対し10~30分程度 |
CT画像例

頭部CT画像

胸部CT画像

腹部CT画像

冠状動脈3DCT画像

大血管3DCT画像

骨3DCT画像
64列マルチスライスCT

64列マルチスライスCTを導入し高速に詳細な画像を得ることが可能です。
撮像範囲は全身に及びますが、多検出器の利点を活かし、今まで難しかった心臓の検査も詳細に出来るようになっております。
1.5T MRI

高磁場MRI装置を導入することで短時間に詳細な画像を得ることが出来ます。頭頸部、脊椎、腹部のみならず乳房や血管の描出にも威力を発揮することが可能です。
また胆嚢(MRCP)や尿路(MR-Urography)といった検査も短時間にて行うことが可能です。
マンモグラフィ

富士フィルム社製 AMULET Innovality
2023年3月にマンモグラフィ装置、「AMULET Innovality」を導入しました。この装置は、乳房タイプに合わせてX線量を調整することにより、従来の装置よりも低被ばくかつ高画質な画像を提供することができます。そして、「なごむね」と呼ばれる圧迫自動減圧制御により、受診者様の痛みを軽減できる女性に優しい装置となっております。なお乳房撮影には女性の放射線技師が担当いたします。
核医学検査 RI

全身の核医学検査に用いることが出来るデジタルガンマカメラです。脳血流・心筋・骨などのシンチグラフィー検査が可能です。
PET

PET-CT

PositoronEmissionTomography(陽電子放射断層撮影)と呼ばれ核医学検査に分類されています。最先端医療機器の一つであり、悪性腫瘍(がん)の診断に有効です。 FDG-PETとも呼ばれグルコースの代謝画像を撮像し、定量性に大変優れております。