検査項目

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腰椎・大腿骨 骨密度測定 / 全身筋肉量測定(DXA法)

腰椎と大腿骨頚部の骨密度、および全身の筋肉量を測定することで、
骨粗鬆症やサルコペニア(筋肉量減少)、フレイル(虚弱)のリスクを総合的に評価します。

測定内容と評価項目
腰椎骨密度 骨折リスクが高い腰椎の骨密度を測定。骨粗鬆症の早期発見に重要
大腿骨頚部骨密度 高齢者の骨折で最も深刻な大腿骨頚部骨折のリスクを評価
全身筋肉量 体幹・四肢の筋肉量を可視化。サルコペニア・フレイルの評価
DXA測定装置

DXA測定装置

DXA(二重エネルギーX線吸収測定法)は、2種類の異なるエネルギーのX線を使用して、骨密度を高精度に測定する世界標準の検査方法です。

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骨代謝・栄養マーカー(採血検査)

血液検査により、骨の新陳代謝の状態を評価します。骨は常に古い骨を壊し(骨吸収)、新しい骨を作る(骨形成)という代謝を繰り返しています。この骨吸収と骨形成のバランスを示すマーカーを測定することで、DXAでは分からない骨の質や代謝の活発さを把握でき、骨粗鬆症の進行度の判定に役立ちます。

骨の健康維持に必要な栄養状態を評価します。カルシウムとマグネシウムは骨の主要構成成分で、ビタミンDはカルシウム吸収を促進します。亜鉛・葉酸・ビタミンB12は骨代謝や骨形成を助け、骨量減少の予防に重要です。

主な測定マーカー
骨代謝マーカー 骨を作る能力を示す指標(P1NP)と骨が壊される速度を示す指標(TRACP-5b)を評価
骨に必要な栄養素 カルシウム ビタミンD(25(OH)D) マグネシウム 葉酸 亜鉛 ビタミンB12
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胸椎・腰椎レントゲン検査

胸椎と腰椎のX線撮影を行い、骨の形態を直接観察します。骨密度測定だけでは発見できない既存の圧迫骨折や変形を確認することができます。特に自覚症状のない椎体骨折(いつのまにか骨折)の早期発見は、将来の骨折リスクを大幅に高めるため、非常に重要です。また、骨粗鬆症以外の脊椎疾患の有無も確認できます。

確認できる所見
椎体圧迫骨折 自覚症状がない「いつのまにか骨折」を発見。既存骨折は新たな骨折のリスク因子
椎体変形 骨粗鬆症による楔状変形や魚椎変形などの特徴的な変化を評価
腰椎圧迫骨折のレントゲン写真
骨粗鬆症による第1腰椎圧迫骨折例
(矢印がつぶれている腰椎)

コース実施概要

所要時間約30〜60分
(混雑状況により前後します)
実施日平日午後(完全予約制)
対象者骨粗しょう症が気になる方、閉経後の女性、ステロイド内服中の方、やせ・フレイルが心配な方、家族歴のある方 など
料金
検査費用 ¥22,000 (税込)
※最新の費用情報は費用についてをご確認ください

受診の流れ

STEP 1
ご来院・受付

問診票を確認後、検査のご案内をします。金属類は外していただきます。

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STEP 2
各種検査の実施

DXA測定、レントゲン撮影、採血検査を順次実施いたします。

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STEP 3
結果のお届け

検査結果を総合的に分析・評価し、約1ヶ月後に郵送にてお届けします。

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注意事項:妊娠中・妊娠の可能性がある方はレントゲン検査を行えません。体内金属(ペースメーカー等)がある場合は事前にご相談ください。

よくあるご質問

DXA検査は痛みや被ばくはありますか?
痛みはありません。被ばくは一般的なX線検査より低線量ですが、必要最小限で実施します。安全性の高い検査です。
結果はいつわかりますか?
検査後、概ね1か月後に結果表を郵送させていただきます。詳細な分析と評価を行いますので、お時間をいただいております。
なぜDXAによる腰椎・大腿骨の測定が必要なのでしょうか?
DXA法で腰椎と大腿骨を測定するのは、骨粗鬆症による骨折が起こりやすい部位であり、骨代謝が活発で骨密度の変化を捉えやすい海面骨を多く含んでいるためです。また、DXA法は高精度かつ被ばく量が少なく、骨粗鬆症の診断、治療開始時期の判断、治療効果の判定、骨折リスクの評価といった臨床的な目的に沿って、世界的に標準とされている検査方法です。
骨代謝マーカーとDXAを両方測定するのはなぜですか?
骨代謝マーカーとDXAを併せて測定するのは、骨密度の測定(DXA)だけでは分からない骨の新陳代謝の活発さ(骨代謝マーカー)を評価することで、骨粗鬆症のリスクをより正確に把握し、必要な治療法を適切に判定するためです。DXAで骨の密度と量を確認し、骨代謝マーカーで骨の破壊と形成のバランスを見ることで、骨の健康状態を総合的に判断できます。

そのほかのQ&Aはよくあるご質問ページをご参照ください

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