ご挨拶

当院は、断らない救急を理念に掲げて診療を行っており、当直業務などは比較的多忙な面はあります。しかし、実践だけでは実力は伸びていきません。若い研修医時代こそ、机上の勉強も大事になってきます。
具体的には、毎朝レントゲンやCTの読影、エコーの描出、心電図の読み方などを勉強しています。大変とは思いますが、2年間続けることで確かな読影力を身に着ける事が可能です。ぜひ一緒に勉強していきましょう。

「インプット→アウトプット→フィードバック」
初めて見学した時の印象は、研修医が戦力として生き生きと働いてるということでした。そして自分もそうなりたいと思うのと同時にそうなることが出来る環境が整っていると思ったのがこの病院を選んだ1番の理由です。
というのも指導医の先生方が教育熱心で勉強会が毎日開かれ、また空き時間はエコーや画像の読み方などを個人的に教えてもらうことも出来ます。そして学んだことを生かす実践の場も多く設けられています。救急では研修医がファーストタッチし問診、身体所見を取り検査や治療の方針を立てます。そして待機している上級医の先生に報告、相談をします。屋根瓦式だけではなく直接指導医の先生に指導していただけるのが当院の1番のポイントです。
以上のようにインプットしたものをアウトプットする機会をいただき、さらにそれに対して指導医からフィードバックをいただくことで成長できる環境が整っていると思います。是非1度病院見学に来ていただき当院の魅力を感じに来てください。

「1年間の研修を振り返って」
初期研修医のうちに身につけなければならないことは何でしょうか?最先端医療を学ぶことでしょうか?超重症の人を診れるようになることでしょうか?
皆さんそれぞれ考えはあるとは思いますが、僕の考えとしては3年目以降にどの科に進んだとしても必要な知識・技術・態度を身に付けることであると思います。心電図や画像・論文の読み方などは、自分で勉強しても本当に正しく学べているのか不安になる人も多いと思います。当院はそういったことを臨床の現場での経験が長くある医師に直接教えてもらえる数少ないと病院であると思います。
基礎を繰り返し勉強することで、3年目以降専門分野に進んだ時の大きな素地になることは間違いないでしょう。もちろん症例もたくさん経験できます。是非一度足を運んでみてください。

新専門医制度が始まり、3年目から専門領域へ進む方は、初期研修で偏りなく、幅広い領域を研修できる方が魅力的だと考えると思います。
通年のER当直や、何でも挑戦させてもらえる環境下での多くの経験を積み、毎朝、上級医や指導医と初期研修医による勉強会で病態生理、論文の抄読、読影の基礎から、外部講師を招いての専門的なカンファレンスなど多方面から学ぶことができます。
当院での初期研修を終えれば、どこへ行っても恥ずかしくない医師へと成長できるよう、病院全体がサポートしてくれます。是非一度足を運んでみてください。