当院の入院患者様及び職員などにおける
新型コロナウイルス感染症の発生につきまして(第6報)

この度の件につきまして、患者様及びご家族様、関係者の皆様方に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。

8月19日までに、入院患者様から18名、職員より9名の陽性者が発生しておりました。 19日以降、関係する患者様及び職員に対して拡大的に検査を実施してまいりましたところ、以下の通り感染が判明しております。

8月20日、入院歴のある患者様(8月7日退院)が発熱で来院、抗原検査を実施したところ陽性が判明。また、患者様本人及び同居されていたご家族様2名にPCR検査を実施したところ3名とも陽性が確認されました。

8月21日、入院歴のある患者様(8月7日退院)が発熱で来院、PCR検査を実施したところ陽性が確認されました。

8月22日、職員1名、患者家族1名の陽性が確認されました。
職員は8月16日より濃厚接触者として自宅待機中であり、8月14日のPCRは陰性、8月22日に味覚障害の訴えあり再度PCR検査したところ陽性となりました。
患者家族様は8月13日まで入院し、すでに陽性が判明していた患者様のご家族で、発熱症状で来院し、PCR検査を実施したところ陽性が判明しました。

8月26日、8月16日から濃厚接触者として自宅待機中だった職員18名全員に対して再度PCR検査を施行しました。その結果3名の陽性が判明しました(いずれも無症状)。

現時点で、入院されていた患者様から20名、患者様のご家族から3名、職員から13名が陽性、今回の院内感染に関連した陽性者は合計36名となっております。
陽性となられた患者様、そのご家族様及び職員は、保健所の指示のもと感染症指定医療機関に入院または療養施設、自宅待機となっております。患者様には、ご迷惑をお掛け致しまして心よりお詫び申し上げるとともに、受け入れていただきました医療機関の皆様には大変感謝申し上げます。

早急に事態の収拾を図るため、引き続き関係者への検査や感染対策の強化してまいります。また、20日以降判明した陽性者は、すでに退院されている患者様及びそのご家族、または自宅待機中の職員であったため、院内での最終陽性者発生日は8月19日としてうえで、14日後(9月2日)まで引き続き経過観察を実施してまいります。

感染の拡大防止、終息に尽力してまいりますので関係者の皆様方におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

湘南厚木病院
病院長 黒木 則光