HOME > 診療案内 > 部門のご案内  > PET-CTについて

健康増進センター

健診内容 PET-CTについて
2005年12月1日より湘南あつぎクリニックにて県央地区では始めてPETおよびPET-CTの検査を開始いたします。これにより、がん・心臓(心筋梗塞)・脳の3大疾病を早期に診断することが可能となります。

PETの仕組み

がん細胞は正常の細胞よりも3~10倍も多くブドウ糖を接種する特性があります。その特性を利用してPET検査では擬似ブドウ糖と放射性物質を合成したFDGという薬剤を静脈から注射で投与します。投与されたFDGは、がん細胞のある部分に集まり、その様子をPET装置にて撮影することでがんの位置や大きさが分かります。あなたのライフスタイルにあった指導をします。
(忙しいあなた・マイぺースなあなたにぴったりです)
陽電子放出核種ブドウ糖に標識し、FDGという検査薬剤を作ります。
検査薬剤(FDG)を静脈注射します。
がん細胞は正常細胞の3~10倍ものブドウ糖を接種します。
PETで薬剤の集積状態を画像化し、がんの有無を調べます。

PETとCT・MRIとの違い

CT画像→PET画像→PET-CT重ね合わせ画像
CTやMRIの検査は断層撮影装置で、臓器の形態異常を 撮影するので形態画像診断といわれています。一方PET検査はブドウ糖の集積具合、すなわち細胞活動の活発度が解るので代謝画像診断といわれています。PET検査で細胞の活発度を調べ、CTやMRI等で臓器の形態異常を調べることで、より正確な検査を行うことができます。
CT検査による画像で、右胸部に腫瘍が確認できる、PET画像では右肺あたりに、FDGが集積しているので「がん」があることがわかります。そこでCT画像とPET画像を重ねることにより、病巣の正確な位置と活性度がわかります。

安全性の高い検査

PET検査では、FDG(擬似ブドウ糖と放射性物質を合成した薬剤)を体内に投与するため、わずかながら放射線被爆を伴います。しかし1回のPET検査で受ける被爆量はおよそ2.2mSv(ミリシーベルト)と言われており、これは1年間に自然界から受ける放射線被爆量とほぼ同等の数値ですので、PET検査は低被爆の検査と言えます。

がんのPET検査

検査項目 肺がん 食道がん 膵臓がん 直腸がん 甲状腺がん
女性 乳がん 子宮がん 卵巣がん ※その他の検査も可能です。
がん細胞は10~20年かけて成長します。これまでの検査ではがんが成長してから発見されることが多く、手遅れになっている場合が多くありました。PET検査では今まで不可能であった10ミリ以下のがんを発見することができ、そのがんの進行状態や悪性腫瘍の有無を調べることが可能と言われています。そしてがんの早期発見はもちろんのこと、再発や転移の状態判断にも役立ちます。

PET-CT画像による発見例 Ⅰ

右の画像は体内に投与されたFDGが病巣部位に集積している様子を表しているPET-CT画像です。

心臓のPET検査

検査項目 心筋梗塞 虚血性心疾患 心筋活性度
心臓の筋肉には多くの血流が流れたくさんのエネルギーが消費されます。PET検査によって心臓の筋肉の血流が鮮明な画像として得られます。これにより正確に筋肉の血流異常を見つけることができ、また心臓の筋肉が必要とするエネルギーの利用の程度を把握することで心臓の血管に対する治療の指針とすることが可能となります。従来の核医学検査(SPECT)に比べ、空間分解能と定量性が高いとされています。

PET-CT画像による発見例 II

右の画像は心筋の血流とエネルギー台車のPET検査画像です。心筋の血流検査で、心筋梗塞と思われる病変を確認できます(白矢印)。また心筋のエネルギー源であるブドウ糖の検査では、血流の低下部分に一致して、くすりの取り込みが上昇しているのが分かります(赤矢印)。
(社)日本アイソトープ画像「PET検査 Q&A」より

脳のPET検査

検査項目 脳血管障害 脳腫瘍 てんかんの病巣
脳は血流により運ばれたブドウ糖と酸素を大量に消費することで活動しています。脳の血流やエネルギー代謝は神経細胞の活動が盛んな部位で高く、活性が衰えた部位では低くなります。脳のPET検査では、FDGを静脈注射し、その様子を見ることで脳の各部分が正常に機能しているかを診断します。また3大疾病の1つである脳梗塞などの脳血管障害への対応としてO-15という酸素ガスを用いたPET検査を行うことで脳の酸素消費量を見ることが可能です。

3大疾病以外にも最先端医療は有効です

認知症(痴呆)性老人の数も、現在年間150万人を超え、2020年には約300万人に達し、その後も増加するという推計が報告されています。PETでは認知症(痴呆)に対する診断も可能であり、認知症(痴呆)も早期発見による適切な治療や対処が可能です。

PETのお申込方法

お電話でのご予約方法

下記電話にて健康増進センターへお申し込みください。
電話番号 046-223-7815
受付時間 9:00~17:00(日曜、祭日を除く)

FAX・郵送でのご予約方法

お名前・ご住所・生年月日・ご希望のコース名・ご希望日をご記入の上、下記へFAXまたは郵送でお申し込み下さい。折り返し諾否のご連絡を差し上げます。
FAX 046-223-7722
〒243-8550 神奈川県厚木市温水49-1「湘南あつぎクリニック 健康増進センター」
※PET検査は検査の性質上、原則として当日のキャンセルはお受付しておりません。
キャンセルの場合は前々日までにご連絡ください。
人間ドックお申込用紙(PDF)

検査結果報告

健診後、2週間以降に検査結果報告書をご送付いたします。

-ご注意-
  1. 妊娠中の方、妊娠の可能性のある方はPET検査を受診できません。
  2. 糖尿病の治療中の方、小さなお子様がいらっしゃる方はご相談ください。
  3. 下痢および下剤は検査前日より使用しないでください。
  4. 糖尿病のお薬は検査当日は使用しないでください。

PET検査の流れ

絶食 検査4~6時間前より飲食をお避けください。※お水は構いません。
問診・体重・血糖値測定 医師による問診を行います。また投与するFDGの量を決定するために体重測定、および血糖値を測定します。
FDG投与 検査薬FDGを静脈へ注射します。
安静 FDGが体内に行き渡るまで約1時間、安静にします。
排尿 余分なFDGを体外に排泄します。
PETでの撮影 診察台の上で横になって安静にします。所要時間は20分~30分です。
休憩 検査後、体内のガンマ線の量が減少するまで30分ほど休憩していただきます。
帰宅 検査後の結果説明はございません。